野生の動物は太らないのに…
野生動物と違い人間はなぜ太る?
野生動物には、特別な状態を除いて
肥満という状態が見られません。
なのに、なぜ人間には肥満という状態が存在するのか。
この記事を読めば、人間がなぜ太った人が出てくるのかがわかるかもしれません。
人間の脳の仕組みが太る原因?
人間と動物は、食べ物が食べたい時に食べられるかどうか
といった、食事面での環境が大きく違うのは間違いないですが、
そのほかに、「脳」の影響も少なくありません。
①満腹にならない
脳がうまく機能しないと、満腹中枢がイカれてしまいます。
こんな状態では、食事をセーブできずにどんどん脂肪を蓄えてしまいます。
満腹中枢が機能しない1番イメージしやすい場面は、
アルコールを飲んでいる時。
酔っぱらった状態では、いろんな機能が低下しますが、
脳の、お腹がいっぱいというサインを出す満腹中枢という部分も同様に麻痺してしまいます。
その結果、いつまでも満腹感を得られず、自分のキャパシティ以上に
飲んだり食べたりをしてしまいます。
お酒を飲みすぎて嘔吐してしまったが、嘔吐後にすぐに楽になったことがある方は、
アルコールの摂りすぎでというよりは、
お腹いっぱいなのにそれに気づかずに次から次へと胃に詰め込みすぎて、
お腹いっぱいで気持ち悪くなって嘔吐してしまったのかもしれません。
②カロリー不足
カロリーが足りないと、もっとカロリーを欲します。
極度なダイエットで太るのは、これが原因です。
我慢しすぎて爆発してしまうこの現象。
貯金で例えるとわかりやすいと思いますが、
普段節約してお金を少しずつしか使わない方が、
一回で大きな買い物をするとき。
目的や目標などいい買い物なのかどうかは置いておいて、
今までの支出に比べて、収入に対しての負担が大きいのは間違い無いですね。
③栄養不足
栄養が足りないとお腹が空くんですが、
お菓子など栄養がないものしか食べないと
ずっと栄養不足で脳がやられます。
これもお金で例えますが、
財布の中身がお札ばかりだと、
少しの量で満足できますが、
同じ額でも小銭ばかりだと、
かなりかさばって財布が膨れてきてしまいますね。
④添加物で脳がバグる
添加物は自然に無いので、
この情報は脳が処理できずにバグっていき
結果、太ってしまいます。
⑤食事の種類
バイキングや食べ放題は
選び放題のために食べ過ぎてしまいます。
これは、脳が処理しきれてい無い証拠かもしれません。
バイキングでは、いけそうな気がして食べたいものを少しずつよそっていっても、
食べ終えてみるとかなりお腹がいっぱいになってしまった。
といった経験があるのでは無いでしょうか。
⑥栄養バランス
栄養が足り無いのと同様
栄養素のバランスが悪いと、脳は食事を欲します。
でも、栄養が正しく入ってこ無いと
脳がうまく働くことができずに食欲が止まらなくなってしまいます。
⑦依存症でバグる
糖や脂肪分は美味しいです。
その味覚を利用して、お菓子やジャンクフードなどが作られています。
欲望のまま食べると、脳がお菓子に支配されてしまい、食べ過ぎてしまいます。
まとめ
前回の記事(ストレスがあると太りやすい!?)とつながる部分もありますが、
脳の仕組みによって、
食欲が増してしまったりしてしまいます。
脳がうまく食欲を抑える機能を発揮させるためにも、
栄養が偏ってしまうのを避けて、バランスの良い食事を
規則正しい時間に取れるように意識していきましょう。
一汁三菜や和食の献立はイメージしやすくていいかもしれないですね。
無料カウンセリングはこちら
参考サイト
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jos1996/48/10/48_10_997/_article